ADSLってどんなサービス
 2001年3月より、昭島でもADSLのサービスがはじまります。ではADSLとはどんなサービスなのでしょう。ここでは、ADSL自体のサービスの内容や利用する場合の注意点などを簡単にまとめてみました。

(2001.3.20 更新)

目 次
ADSLとは?
ADSLにはどんな機器が必要?
つつじが丘では3つの業者から選択できる
フレッツとは?
どの業者が一番速い?
業者違いは何?
プロバイダ選びのポイント
ユーザーは電話場号が変わる可能性あるので要注意
ADSLリンク集
ADSL開通までの道のり

ADSLとは?

 ADSLの正式名は、Asymmetric Digital Subscriber Line(非対称デジタル加入者線)というとても難しそうな名前です。特別なモデムやスプリッタという装置が必要になりますが、回線自体は、今現在一般電話で使われている銅線を使って、ISDNの10倍以上の1.5Mbpsで通信を行うというものです。高速化の秘密は利用している周波数帯です。ADSLでは音声電話よりもはるかに広い周波数帯を利用するため、たくさんのデータを送受信できるのです。なおかつ、使っている周波数帯が音声電話とは全く異なるため、音声電話に影響を与えることなく、一つの回線で音声電話とパソコンのインターネットを同時に利用することができます。

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ADSLにはどんな機器が必要

@スプリッタ
 
音声電話用とパソコン用の信号を分離する装置です。この装置を電話のモジュラージャックに挿しこみます。スプリッタは二股に分かれていて、一方を電話機に、もう一方をADSLモデムと接続します。装置といってもそれほど大きいものではなく、テレビ用のVHFとUHFの分配器をひと回り大きくした程度のものです。

AADSLモデム
 ADSL回線を使ってパソコンと通信するための装置です。業者によって異なっています。ADSLモデムにはパソコンを接続します。ADSLモデムには、パソコンとUSBで接続するタイプとLAN用の10BASE-Tで接続するタイプがあります。10BASE-Tにはさらに、複数のパソコンと同時に接続できるルータタイプと1台のパソコンとのみ接続可能なモデムタイプがあります。だだし、モデムタイプでも、メルコやプラネックスコミュニケーションズなどから販売されているADSL用のルータを別途購入して接続すれば、複数のパソコンと接続して同時にインターネットを楽しむことができます。
 スプリッタとモデムは事業者からのレンタルと買取りの2種類がありますが、今のところ買取りはNTT東日本だけで、スプリッタが1800円、モデムが23000円になります。

Bネットワークカードと10BASE-Tケーブル
 ADSLモデムが10BASE-Tで接続するタイプの場合、パソコンごとにネットワークカードと10BASE-Tケーブルが必要になります。一般的にはLANと呼ばれている接続形式です。パソコンによっては10BASE-Tのポートがあらかじめ備わっているものもあります。その場合、10BASE-Tケーブルだけを購入すればOKです。ネットワークカードはそれほど高いものではなく、デスクトップ用なら2000円くらい、ノート用でも3500円くらいで購入できます。10BASE-Tケーブルは数百円で購入できます。10BASE-Tケーブルは、電話のモジュラージャックとパソコンとの距離を考え、それにあった長さのものを選択してください。ネットワークカードの中には100BASE-TXにも対応したものがありますが、少し高くなります。100BASE-TXは10BSE-Tの10倍速度で通信できますが、ADSLモデムは今のところ10BASE-Tしかサポートしていないため、100BASE-TXはとくに必要ありません。


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つつじが丘では3つの業者から選択できる

 つつじが丘ハイツでADSLを利用する場合は、NTT東日本のフレッツADSL、イー・アクセス、東京めたりっく通信の3つの通信事業者の中からサービスを選択することになります。これらの事業者はNTT昭島局(朝日町:デニーズの少し先にあります)までそれぞれ回線を敷き、局内にADSL装置を設置。その回線をプロバイダにレンタルすることによってインターネットの接続サービスを提供しています。ただし、東京めたりっく通信は他社への回線提供を行っていないので、東京めたりっく通信以外のプロバイダを利用することはできません。プロバイダの中にはBIGLOBEや@niftyのように、フレッツADSLとイー・アクセスの両方のサービスを提供しているところもあり、料金も微妙に違っていますので注意してください。
月額利用料はすべて使い放題になっており、どのプロバイダも従量制のコースを設定していません。
3社のサービスの違いをまとめたのが下の表です。

フレッツADSL イー・アクセス 東京めたりっく通信
通信速度 下り:1.5Mbps
上り:512Kbps
下り:1.5Mbps
上り:512Kbps
下り:1.6Mbps
上り:288Kbps
月額利用料 4600円(モデムとスプッタを
買取る場合は4050円)+
プロバイダ料金
プロバイダ料金は
800〜2200円くらい
プロバイダにより異なる
5800〜6500円くらい
5500円
利用できる
プロバイダ
ASAHIネット、 Hi-HO、
リムネット、
OCN、IIJ4U DION、
WAKWAKざんまい、
@nifty、BIGLOBE、
DreamNet 、ODN、
東京電話インターネット、
interQ、So-net
など30社以上

@nifty、BIGLOBE、
DS Networks、
GOL、Hi-HO、リムネット、
SANNET、U-netSURF、
DTI、ASAHIネット
など
東京めたりっく通信
初期費用
(工事費)

契約料:800円
NTT局内工事:2800円
A:派遣工事費:4,500円
B:屋内配線工事費:3,800円
C:モデム等設置工事:6,400円

※A、Bは必要な場合のみ発生。
Cはユーザーが行えば不要。
NTT局内工事費:2800円
開通手数料:800〜3300円
初期費用(モデムタイプ):
6800〜9800円
初期費用(ルータタイプ):
24800〜32000円

※NTT局内工事費以外は
プロバイダにより異なる。
初期費用はモデムタイプか
プロバイダタイプのいずれか
を選択。
27,000円

★上記費用は音声電話と共用するタイプです。工事費は現在アナログ回線の場合で、ISDN回線の場合は 局内工事費:3,000円になり、アナログ回線への変更契約料:800円が別途必要です。ただし、派遣工事とモデム設置工事の頼む場合、合計金額はアナログの場合と同じです。

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フレッツとは?

 NTTが提供するISDNやADSLの定額サービスはいずれも「フレッツ」という名前がついています。フレッツとは何なのでしょうか。フレッツとは、「地域IP網」を使ったインターネット接続サービスのことをいいます。地域IP網は都道府県単位に構築される電話局同士を結んだネットワークのことです。といってもすべてが完成しているわけではなく、現在順次構築中で、完成した地区にはフレッツのサービスが提供されます。フレッツのいいところは、プロバイダは一個所だけ地域IP網に接続すれば、その県すべてにサービスを提供できるという点です。電話局ごとに専用線を敷くとなると莫大なコストがかかるばかりでなく、すべての地域を網羅するには時間がかかります。しかし、フレッツであれば、NTTがサービスを開始すれば、プロバイダはすでに地域IP網に接続していればすぐにサービスをはじめられます。
 ADSLは、フレッツADSL以外にも電話局で直接プロバイダと接続する形態のサービスも提供されていますが、これは一昨年から始まった試験サービスの提供地区のみなので、今後NTTから提供が開始される地区のADSLサービスのほとんどはフレッツADSLになるでしょう。

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どの業者が一番速い?

 通信速度は東京めたりっく通信の上りがやや遅い設定になっていますが、他はほぼ同じ速度です。といっても通信事業者が公表している速度は理論値と思ったほうがよく、実際にこのスピードで通信できるわけではありません。ADSLは、電話局から距離が離れるほど速度は低下しますし、マンション内で使用されているケーブルの敷設方法や品質にも影響されます。したがって、まったく同じ業者を利用しても12号棟と23号棟で速度が異なることも考えられます。しかし、速度に最も影響を与えるのはその時間帯に同時にどれだけの人が使い、どのような利用方法をしているかということです。転送するデータ容量が大きい回線を敷設している業者でも、同時に利用する人が多ければ速度は低下しますし、利用者が少なくても何百MBもあるようなファイルをダウンロードするような人が何人もいれば速度は大きく低下します。結論をいえば、通信速度はつないでみないとわからないということです。迷っている人は、しばらく様子をみて利用している人から情報を得てから判断するのがよいかもしれません。

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業者違いは何?

 通信事業者によって何か違いはあるのでしょうか。ここでは費用や速度以外の違いを説明しましょう。

@利用するモデムが違う
 ADSLでは、スプリッタとモデムという2つの機器が必要になります。ADSLでは音声電話とパソコン用で利用する周波数を変え、同時に2つのサービスを利用することができるようになっています。これら2つの周波数の信号を分離する装置がスプリッタで、パソコンと通信を行うための装置がモデムです。複数の方式があるADSLの通信方式のなかで、日本ではあまりISDNに影響を与えない「Annex C」という独自方式が採用され、各社ともその仕様にあったモデムを利用しています。しかし、電話局内に設置される装置が事業者間で異なるため、ユーザーはその装置とうまく通信できる事業者指定のモデムを使わなければなりません。モデムやスプリッタについては、この2月から「売り切り」制度が開始され、事業者からのレンタルだけなく、買取りもできるようになりました。今後は複数の通信事業者をサポートした製品や、ワイヤレス機能を搭載したものなどが登場してくると思われますが、今のところ業者をかえれば、利用するモデムも変更しなければなりません。また、その時に工事費も発生しますので、できれば事業者の変更は避けたいところです。

A申し込み先、料金支払い先が違う
  ADSLの利用の申し込みについては、東京めたりっく通信は東京めたりっく通信に、イー・アクセスは利用するプロバイダに申し込めばOKですが、フレッツADSLはNTT東日本とプロバイダの両方に申し込む必要があります。そのため、利用料金の支払いについても、他の2社は通信料とプロバイダ料金をセットで払うことになりますが、フレッツADSLの場合は、通信料金4600円はNTTに、接続料はプロバイダに別々に支払うことになります。
 イーアクセスの契約は実際には利用するプロバイダとの契約になるので、ユーザーがイー・アクセスという会社を意識することはありません。しかし、同じイー・アクセスの回線を利用していても、プロバイダを変更するには一度解約して、再度新しいプロバイダとの契約を結ぶことになるなるため、同じモデムやスプリッタを利用して通信するにもかかわらず、新規契約と同じように再度工事が発生してしまいますので、フレッツADSL以外は、なるべくプロバイダを変更しないほうが賢明です。

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プロバイダ選びのポイント

 プロバイダを継続利用するのが基本

 ADSLを利用する際のプロバイダは、現在利用しているプロバイダを継続利用するのが基本です、プロバイダを変更してしまうと、メールアドレスやホームページのURLが変更になってしまうからです。

モバイルユーザーは利用するコースに注意!

 ADSLを利用する場合、ADSLしか利用できないコースと、アナログモデム(56Kモデム)や携帯電話からも接続可能なコースのどちらかを選択することになります。プロバイダのなかにはどちらか一方しかコースを設定していないところもあります。「ADSLにしたのになんでわざわざ56Kモデムで」と思う人もいるかもしれませんが、旅行先からアナログモデム使って接続する場合や、外出先から携帯電話で接続することがある人は、通常のアクセスポイントも利用できるコースを選択する必要があります。

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ISDNユーザーは電話番号が変わる可能性あるので要注意

 ISDN回線を利用している人は、電話番号が変更になる可能性があるので注意が必要です。現在使っている電話番号がアナログから変更したものであれば、電話番号が変わることはありませんが、つつじが丘ハイツに引っ越して来たときにISDN回線にして番号を取得した人は、電話番号が変更になります。また、i・ナンバーサービスで使っている番号も使えなくなります。気になる人はNTTに116番で問い合わせてみるといいでしょう。

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ADSLリンク集

ADSLについての素朴な疑問
ADSLはマンションでも使える?
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